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シルク:映画レビュー
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【作品】
シルク
【監督】
フランソワ・ジラール
【原作】
アレッサンドロ・バリッコ
【脚本】
マイケル・ゴールディング
【出演】
マイケル・ピット
キーラ・ナイトレイ
役所広司
アルフレッド・モリーナ
中谷美紀
國村隼
芦名星
本郷奏多
【ストーリー】
19世紀のフランス。軍隊の休暇で故郷の村に戻った
一人の青年、エルヴェ。彼は故郷で出会った美しい
女性、エレーヌと恋に落ちる。
彼は村の実力者ヴェルダビューから、
健康な蚕の卵を手に入れるため、アフリカへの旅を
依頼される。
無事アフリカから戻った彼は、富を得、エレーヌと結婚。
しかしさらなる良質の蚕の卵を手に入れるため、
遠く日本へ旅することになる。
【レビュー】
これは。。。。う〜ん。
今日はちょっと辛口です。
一言で言うと、男性目線でのロマンティック・
ストーリーってところです。
外国人監督が描く日本の描写は、たいていヘンテコ
なものが多くて、これもそれを危惧して観にいきました。
それが当たっちゃった。
日本人の役は日本人が演じているので、それほど
ひどくはありませんが、主役のエルヴェ(マイケル・ピット)が惹かれてしまう日本人女性。
あれは日本女性として、共感を感じないのですが。
彼女が役所広司の妻だとはわからなかった。
せいぜい娘?愛人?なのかと思っていました。
その日本女性の役を演じる芦名星。
キレイな女優さんですが、昔の日本女性ってイメージじゃない。
彼女を観ていて思い出したのは、ベトナム映画の
「青いパパイヤの香り」。
どっちかっていうと東南アジアの雰囲気を感じました。
乱れた髪形、お茶の作法、お客様のまえで膝枕をするところ。
日本人で、妻という役柄だとは思えなかった。
でも、物語の大筋から言って、これは日本であろうと
なかろうとどっちもでいいんです。
大切なのは、世界の果てのミステリアスな国で、
ひとりの美しい女性に主役が恋をしたっていう設定が
大切なのであって、それが日本であろうが
ベトナムであろうが、中国であろうが関係ないです。
そう思ってみれば大丈夫。
献身的な妻、世界の果てに旅して出会った
ミステリアスで美しい女性。
旅の成功と、それによってもたらされた富。
全体的にリアル感が感じられない、一人の男性の
美化された思い出のような映画でした。
女性としてみるとグっと心に残るようなシーンは
なかったですが、最後の手紙の秘密。
あれだけは、女性の心の切なさが伝わってきました。
あと、映像と音楽は良かったです。
フランスの村も日本の雪景色も美しかった。

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師:映画レビュー
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【作品】
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
【監督】
ティム・バートン
【出演】
ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アラン・リックマン
サシャ・バロン・コーエン
ティモシー・スポール
ローラ・ミシェル・ケリー
ジェイン・ワイズナー
【ストーリー】
舞台となっているのは19世紀のロンドン。
平凡な理髪師だったベンジャミン・バーカー。
彼には美しい妻と生まれたばかりのかわいい
娘がいた。
その妻の美しさに目をつけたターピン判事により
無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。
15年後、脱獄を成功させたベンジャミン・バーカー
はターピン判事への復讐を胸に、
スウィーニー・トッドと名を変えて、ロンドンの街に
舞い戻ってくる。
【レビュー】
映画を見る前は、あまり予備知識を
持たないで行きます。
せいぜい見るるのは映画館でみた予告くらい。
ティム・バートン×ジョニー・デップで、
ファンタジー。さらにミュージカル。
予告が流れた瞬間に「見たい!!」
と胸が高鳴ってしまった。
本日、映画館へ出向く前に上映時間を
確認したところ、「R15指定」のマークが。
「けっこう残酷なのかな〜?」と少しは警戒した
ものの、
「ひぇ〜!!正視できない!!」ってなところが、
結構ありました。
ふだんホラーやオカルトに慣れている人は
大丈夫だと思いますけど、
そういうのが苦手な人は気を付けてください〜。
ここが唯一の欠点くらいで(私にとっては)、
作品としてはとても
よくできていると思います。かなり高評価!
独特の映像処理。
まるで絵本を見ているかのよう。
色の使い方がさすがですね〜。
全体的にモノトーンなのに、吹き飛ぶ血しぶきの
鮮やかさ、イタリア風理髪師の青い衣装など、
頭に残ります。
ミュージカル・シーンもまったく違和感ないです。
ミュージカルが苦手な人もこれなら大丈夫かと
思います。
ジョニー・デップの演じる役は、やはり魅力的です。
別に彼のファンではないんだけど、役になると
すごく生き生きして見えるのはなぜでしょう?
あ、今回は生き生きしてる役柄ではないのですけど(笑)
妻への愛と復讐にのみ生きているスウィーニー。
そのゆがんだ心で、猟奇的な殺人を繰り返す彼。
そのスウィーニーに適わぬ想いを寄せるミセス、ラベット。
ファンタジーなので、ストーリーは語ることなかれ。
残酷で美しい、大人のための童話のような映画です。
子供のころに読んだアンデルセン童話の
アニメや絵本を思い出しました。
残酷で怖いけど、惹きつけられる感覚。
見た直後はミートパイは食べられないと思います。

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