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Author:ひめぞう
30代女性。
公開間もない映画のレビューが主です。観にいくときの参考にしていただけると嬉しいです。
基本的にネタばれなし。あまり詳しい批評も避けます。

マイベスト5。
『恋人たちの予感』
『ラブソング』
『ムーランルージュ』
『オレンジ・カウンティ』
『ニューヨークの恋人』
管理人の趣味、嗜好の参考までに。。

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バンテージ・ポイント:映画レビュー

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バンテージ・ポイント


【作品】
バンテージ・ポイント


【監督】
ピート・トラヴィス


【出演】
デニス・クエイド
マシュー・フォックス
フォレスト・ウィッテカー
シガニー・ウィーバー
ウィリアム・ハート


【ストーリー】
舞台はスペインの町、サマランカ。首脳会議に出席するためアメリカ大統領が訪れている。
大観衆が集まる広場でスピーチする中、銃声が響き、米大統領は何者かに狙撃される。
会場にいた目撃者、関係者8人の視点で事件の真相を探る。


【レビュー】

ヤバイです!

お、面白過ぎる。。。。


映画館で見た予告編から、見てみたい作品ではあったのですが、なんとなく描いていたイメージとは、全く違っていました。


しかし、違っていたからこそ面白いとも言えるので、あまり詳しくは語れない。。。


決して深い作品ではないです。

エンターテインメント、ジェットコースタームービーとしては斬新!

新しい切り口の映画だと思います。

ちょっと同じような映画が思い出せないな〜。


予告とは違うと書きましたが、イメージが違うだけ。

たしかに8人の視点で描かれています。

アメリカ合衆国大統領が狙撃される。
会場にいた8人。

事件の当事者。

偶然居合わせた人。

犯人。などなど。


話は狙撃の15分前に繰り返し戻って、8人の視点で物語を見せていきます。


最初はなんだかチンプンカンプン。

主人公が映像で見たものは何だったのか?

偶然居合わせた旅行者が偶然撮ったビデオカメラには何が写っていたのか?

わからないまま視点がまた変わり、

「えっ!そんな仕掛けが!」

と思ったら、

「そ、そこまで計画があったのか!」とまたびっくり。

そこら辺からもう目が離せません。


あとは監督の思うがまま、ラストまで一気に持っていかれてしまいます。


物語の行き着く先には、個人的に少々の不満が残るものの(いや、でもそうなるのは至極納得なんだけど、でも〜)見せ方がすごく上手かった。

今回は友人と見に行ったのですが、終わった瞬間に「面白かったね〜」と顔を見合わせてしまいました。

監督はだれだ?と思って気になったのでちょっと調べてみました。

イギリス人の監督でまだ有名な作品は撮っていないようです。
「キング・オブ・ファイヤー」ヘンリー8世の栄光と転落を描いたTV映画。
「オマー」北アイルランドのオマーで起きた爆弾事件を題材にした、これもTV映画。
う〜ん。見てみたいぞ。

次回作は南アフリカを舞台にした政治スリラー「Endgame」だそうです。

イギリスの監督と聞いてちょっと納得。

私のお気に入りのイギリス映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」っていうガイ・リッチーのデビュー作があるんですけど、視点がそれに似てる感じがします。
この作品はクライム物の英国風コメディ映画なんですけど、ひとつの方向から見てるときに、実はもう一方でこんなことがあって、最終的にここにつながるっていう手法?って言うんでしょうか?

最初の方に似た映画が思い出せないって書いたんですけど、「あ、ルーツがつながった」って感じですね。

ふんふん、そうか。

と一人で納得してしまいました。


ほとんど映画の内容に触れていないですけど、面白かったので是非!

これは誰かと見に行くのがお勧めです。
見た後、感想を話し合いたくなるので!


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いつか眠りにつく前に:映画レビュー

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いつか眠りにつく前に


【作品】
いつか眠りにつく前に

【監督】ラホス・コルタイ
【原作】
スーザン・マイノット

【出演】
クレア・デインズ
ヴァネッサ・レッドグレイヴ
メリル・ストリープ
グレン・クローズ
トニ・コレット
ナターシャ・リチャードソン
パトリック・ウィルソン
ヒュー・ダンシー


【ストーリー】
自宅で死の床にある老婦人アン。見守る二人の娘。
アンは混沌とした意識の中で、うわごとを口にする。
それは娘である二人の知らない、母の若き日の過ちだった・・・。
40数年前の親友の結婚式の日に起こった出来事。
アン、親友のライラ、その弟のバディ、そしてハリス。
現在と過去を行き来しながら、語られる物語。

【レビュー】
先日のシルクが男性目線の映画なら、
これは完全に女性目線の映画です。

平凡な一人の女性の人生を、死の間際に振り返る。

彼女が口走る言葉は、ハリスという男性の名前と、
そして完璧な母親ではなかった自分に対する後悔の言葉。


それを見守る二人の娘。

姉妹でありながら、似つかない人生を送る二人。


姉は夫と子供に囲まれる満たされた人生。

そして妹は、常に自分に自信がなく、物事が長続きしない。そんな自分をもてあまし、恋人との将来にも悲観的です。

母親の過去の人生が回想されていく中で、二人の娘達の思いや状況もわかっていきます。


40数年間、親友のライラの結婚式で出会ったハリス。

物語の核となる中心人物です。

ライラの初恋の人であり、ライラの弟バディも、
幼いころから一緒に育った年長の男性として憧れの存在である。そして主人公アンも惹かれる男性。

このハリスの魅力がいまいち上手く描かれてなかったです。

うわごとでアンが名前を呼ぶハリス。

回想シーンに入って行き、初めて出会うシーン。

観客だって期待するじゃないですか。
どんなに素敵な人なの?!って。

それが、、、う〜ん。

演出が悪いのか、写した角度が悪いのか、「あれ?」って感じの第一印象でした。

その後も、特に魅力的に見えるシーンはなし。

弟のバディの方がよほど魅力的に見えたのは気のせい?


その後、悲しい事件が起こり、彼女はハリス、そしてアンとも疎遠になり2人の娘に看取られる現在へとつながっていきます。

全体に美化したような雰囲気が常にまとわりついているようで、私はいまいち物語にどっぷりとは浸れませんでした。


しかし、最後の方でアンが娘に言う言葉。
「人生には、何も過ちはないのよ。」
というところで観ている私も自分が励まされている気がして、グッときてしまいました。

そしてこの映画の最大の見所だと思う、ラストのシーン。


人生を達観したメリル・ストリープのセリフ、演技が素晴らしいです。


たぶん母になって、子育てを終えた人にはとても共感できるのではないでしょうか?


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